心とからだの倫理学 ─エンハンスメントから考える

佐藤 岳詩

美容整形、ドーピング、遺伝子操作、能力向上薬の使用・・・・。それらによってあなたと社会はどう変わるのか? 倫理学から考える。

心とからだの倫理学 ─エンハンスメントから考える
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 1,078円(税込)
  • Cコード:0212
  • 整理番号:381
  • 刊行日: 2021/08/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-68406-6
  • JANコード:9784480684066
佐藤 岳詩
佐藤 岳詩

サトウ タケシ

1979年、北海道岩見沢市生まれ。京都大学文学部卒業。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。熊本大学文学部准教授を経て、現在、専修大学文学部哲学科准教授。専門はメタ倫理学、およびエンハンスメントを中心とした応用倫理学。著書に『R・M・ヘアの道徳哲学』『メタ倫理学入門――道徳のそもそもを考える』(勁草書房)、『「倫理の問題」とは何か――メタ倫理学から考える』(光文社新書)がある。

この本の内容

整形で身体に手を入れてもよいのだろうか。能力や性格は薬によって変えてよいものか。変化によってあなたと社会はどうなるのか?倫理学の観点から読者とともに考える。

この本の目次

第1部 「身体」をつくりかえる?(容姿を整える―美容整形の倫理を考える
運動能力を増強する―ドーピングの倫理を考える
身体を機械化する―サイボーグ化の倫理を考える)
第2部 「心」をつくりかえる?(認知能力を向上させる―スマートドラッグの倫理を考える
気分・感情・性格を変化させる―感情制御の倫理を考える
性を一致させる―性別移行をめぐる倫理を考える)
第3部 「人間」をつくりかえる?(遺伝子を操作する―遺伝子操作の倫理を考える
善人をつくりだす―モラルエンハンスメントの倫理を考える)

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