それにつけても今朝の骨肉

工藤 美代子

「あの人が死んだらお赤飯を食べよう」と母。離婚し、骨肉の争いをしつつも支えあう妙な両親。二人に翻弄されながら愉しんでいる娘。奇妙奇天烈な家族の物語。

それにつけても今朝の骨肉
  • シリーズ:単行本
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/02/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-81477-9
  • JANコード:9784480814777
工藤 美代子
工藤 美代子

クドウ ミヨコ

1950年、東京生まれ。チェコスロバキアのカレル大学に留学後、カナダのコロンビア・カレッジを卒業する。93年帰国。『工藤写真館の昭和』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞する。主な著書に『スパイと言われた外交官 ハーバート・ノーマンの生涯』(ちくま文庫)のほか、『海燃ゆ 山本五十六の生涯』(講談社)、『われ巣鴨に出頭せず 近衛文麿と天皇』『快楽』(いずれも中公文庫)、『赫奕たる反骨 吉田茂』(日本経済新聞出版社)など多数ある。

この本の内容

『ベースボール・マガジン』を創刊し、夢を共有していた時期もあった両親。「パパが死んだらお赤飯炊くからね」と母。骨肉の争いをしつつ、支えあう妙な両親。翻弄されながらも愉しんでいるチャッカリ屋の娘。奇妙奇天烈な家族の物語。

この本の目次

第1章 金色のドレスの女
第2章 越後から来た人
第3章 ジョージア様式の西洋館
第4章 プラハからの脱出劇
第5章 風花の飛んだ日

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