セックスがこわい  ─精神科で語られる愛と性の話

香山 リカ

誰かにぎゅっと
抱きしめてほしい

心の悩みを抱えた人には、実は深刻な性の問題のある人が少なくない。精神科医である著者が、様々な症例を基に、今の日本人に深く巣くう性と愛の悩みをあぶりだす。

セックスがこわい  ─精神科で語られる愛と性の話
  • シリーズ:単行本
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0011
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2008/03/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-84284-8
  • JANコード:9784480842848
香山 リカ
香山 リカ

カヤマ リカ

1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。専門は精神病理学。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を生かして、現代人の心の問題から社会批評まで幅広い分野で活躍している。著書に、『<いい子>じゃなきゃいけないの?』(プリマ―新書)、『悲しむのは、悪いことじゃない』(筑摩書房)、『劣化する日本人』(ベスト新書)、『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』(朝日新書)、『堕ちられない私 精神科医のノートから』(文春新書)等多数。

この本の内容

「不妊治療がストレス」、だけど本当の悩みはセックスレスにあった主婦。職場でのパワハラに悩む女性のもっと大きな問題は?夫はなぜ妻とのコミュニケーションを拒むのか?日本人の心の奥に潜む愛と性の問題を、精神科医である著者が、様々な症例からあぶり出していく。

この本の目次

第1章 心の悩みの原因が、実はセックスレスにあった(「不妊治療がストレス」、本当の悩みはセックスレスだった主婦ミサエのケース
「セックス恐怖症」のまま結婚し、夫を拒み続ける妻、カオリ
男性にとってセックスはコミュニケーションではない? ほか)
第2章 心の病気でも、年をとっても、人には性欲がある(うつ病では性欲が減退する、というが
人は何歳までセックスをするものなのか)
第3章 セックスの男女差と歳の差(男性はなぜ精力にこだわるのか
「女性患者を見たら、まず妊娠を疑え」の真実味
年下男との恋とセックス ほか)
第4章 性と恋愛と心の悩み 分析編

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