痛みを希望に変えるコミュニティデザイン

紫牟田 伸子 著 , 森 合音

問題点を「痛み」、改善策を「希望」と捉え、周囲を巻き込みながら持続可能なあたたかい場を生成する。四国の病院で実践される新しいコミュニティ作りの軌跡。

痛みを希望に変えるコミュニティデザイン
  • シリーズ:単行本
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2023/05/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-86478-9
  • JANコード:9784480864789
紫牟田 伸子
紫牟田 伸子

シムタ ノブコ

紫牟田伸子(しむた・のぶこ):編集家/デザインプロデュサー/デザインジャーナリスト。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に作用するデザインを目指し、商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。2017年より株式会社Future Research Institute代表取締役。主著に『カラー版:日本デザイン史』(2003年)、『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』(2008、2015年)、『編集学:つなげる思考・発見の技法』(2014年)『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』(2016年)等。多摩美術大学ほか非常勤講師。

森 合音
森 合音

モリ アイネ

森合音(もり・あいね):四国こどもとおとなの医療センター専属アートディレクター、特定非営利活動法人アーツプロジェクト理事長。1972年徳島県生まれ。1995年大阪芸術大学写真学科卒業。2003年、心筋梗塞で夫を亡くす。夫の遺したカメラでふたりの娘の日常を撮った『太陽とかべとかげ』で2005年富士フォトサロン新人賞を受賞。2005年に「Edge―境界」でエプソンカラーイメージングアワード・エプソン賞受賞。2008年より香川小児病院、2013年の統合により四国こどもとおとなの医療センターでアートディレクターを務める。

この本の内容

四国こどもとおとなの医療センター、遠くからでも目を引くおおらかな樹々が描かれたその病院は、いつもどこかが変わり続けている。「そこに居ること」を皆が意識できる場所づくりとは?病院という本来、痛みが多い空間を温かい場所に変えるためには?日本では珍しいホスピタルアートディレクターを置いた病院の挑戦と軌跡―。

この本の目次

序章 コミュニティは常に変化する
第1章 理念は環境に現れる
第2章 巻き込みつつ巻き込まれる
第3章 包摂のコミュニティ
第4章 私たちはなにを“共創”するのか
終章 生きつづける病院

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