野呂 邦暢 ノロ クニノブ
1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、『白桃』(みすず書房)などがある。
野呂 邦暢 著 岡崎 武志 編
夭折の芥川賞作家作による古書店を舞台に人間模様を描く「古本青春小説」。古書店の経営や流通など編者ならではの視点による解題を加え初文庫化。
ちくま文庫 文庫判 416頁 刊行日 2021/06/10 ISBN 978-4-480-43749-5JANコード 9784480437495
定価:本体900 円+税
在庫 ○
野呂 邦暢 著 岡崎 武志 編 古本屋ツアー・イン・ジャパン 編
夭折の芥川賞作家・野呂邦暢が密かに撮りためた古本屋写真が存在する。2015年に書籍化された際、話題をさらった写真集が再編集で奇跡の文庫化。
ちくま文庫 文庫判 208頁 刊行日 2021/11/10 ISBN 978-4-480-43777-8JANコード 9784480437778
定価:本体1,000 円+税
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