サイモン&ガーファンクルグレイテスト・ヒッツ+1 ─橋本治短篇小説コレクション

橋本 治

誰かを好きだと言ってしまいたくて、でも、それがとても恐いような――サイモンとガーファンクルの名曲にのせて《80年代》の青春を描く小説。

サイモン&ガーファンクルグレイテスト・ヒッツ+1 ─橋本治短篇小説コレクション
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 737円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:は-6-2
  • 刊行日: 1989/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-02366-6
  • JANコード:9784480023667
橋本 治
橋本 治

ハシモト オサム

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本の内容

誰かを好きだと言ってしまいたくて、誰かを嫌いだと言ってしまいたくて、でも、それがとても恐いことを招きよせてしまうような気がして―。甘えと優しさが毀れると、その向う側には闇と憎悪がぽっかり口をあけている。サイモンとガーファンクルの名曲にのせて、80年代の《青春》の重さを描く15の物語。

この本の目次

ミセス・ロビンソン
エミリー・エミリー
ボクサー
59番街橋の歌―フィーリン・グルービー
サウンド・オブ・サイレンス
アイ・アム・ア・ロック
スカボロー・フェア 詠唱
早く家に帰りたい
明日に架ける橋
アメリカ
キャシーの歌
コンドルは飛んで行く
ブックエンド
いとしのセシリア
7時のニュース きよしこの夜

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