芸術断想 ─三島由紀夫のエッセイ4

三島 由紀夫 校訂

創業70周年記念復刊

能、歌舞伎、映画など芸術全般について鋭く考察した「芸術断想」、自ら主演した 憂国 の「製作意図及び経過」など35篇。

芸術断想 ─三島由紀夫のエッセイ4
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-13-8
  • 刊行日: 1995/08/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:325
  • ISBN:978-4-480-03070-2
  • JANコード:9784480030702
三島 由紀夫
三島 由紀夫

ミシマ ユキオ

(1925-1970)本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『反貞女大学』『命売ります』『私の遍歴時代』『文化防衛論』などがある。

この本の内容

銕仙会の会員になり、能を集中的に見て論ずる「芸術断想」をはじめ、歌舞伎、芝居、映画などの芸術論、物議をかもした映画『憂国』の製作過程を描いた「製作意図及び経過」、他にコクトー論を収める。芸術全般に対する、鋭く深い考察と愛情が三島文学の根底を流れる。

この本の目次

芸術断想
盛りあがりのすばらしさ
ベラフォンテ讃
迫力ある「ウエストサイド物語」―初日を見て
篠山紀信論
ポップコーンの心霊術―横尾忠則論
映画「双頭の鷲」について
私の洋画経歴
「地上より永遠に」評
荒唐無稽〔ほか〕

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