大菩薩峠 3

中里 介山

白根山麓での安息も続かず、甲府で魔剣をふるう机竜之助……。女子と小人の巻、市中騒動の巻、駒井能登守の巻、伯耆の安綱の巻を収録。

大菩薩峠 3
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:な-21-3
  • 刊行日: 1996/01/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:4-480-03223-1
  • JANコード:9784480032232
中里 介山
中里 介山

ナカザト カイザン

(1885〜1944)東京府下西多摩村(現、羽村市)生まれ。15歳で上京、電話局交換手・小学校教員を経て木下尚江らの社会主義運動に加わる。明治37年(1904)都新聞社に入り、同39年に処女作『氷の花』を発表、続いて『浄瑠璃坂の仇討』他を都新聞に連載し文名をあげた。大正2年(1913)29歳で『大菩薩峠』連載を開始。都新聞連載中絶後は、毎日新聞、国民新聞、読売新聞などに昭和16年(1941)まで書き継がれ、この間29年に及ぶがついに未完に終わった。

この本の内容

甲州白根山麓での安息の日々もつかのま、机竜之助は甲府市中に出没し「人を斬らねば生きていられぬ」とうめきつつ魔剣をふるう。竜之助を追う宇津木兵馬は、冤罪で甲府の獄に囚われた。それを救出すべく、江戸をあとにする娘お松。一方、数々の悪行で甲府へ左遷された神尾主膳は、新任の上司たる駒井能登守に激しい敵愾心を燃やしていた…「女子と小人の巻」「市中騒動の巻」「駒井能登守の巻」「伯耆の安綱の巻」を収録。

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