大菩薩峠 9

中里 介山

信州白骨でしばし安息を得る竜之助。それを追う兵馬。うらぶれ旅の弁信。上方をめざす道庵と米友。風さわぐ中山道筋……流転の巻ほかを収録。

大菩薩峠 9
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:な-21-9
  • 刊行日: 1996/04/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:4-480-03229-0
  • JANコード:9784480032294
中里 介山
中里 介山

ナカザト カイザン

(1885〜1944)東京府下西多摩村(現、羽村市)生まれ。15歳で上京、電話局交換手・小学校教員を経て木下尚江らの社会主義運動に加わる。明治37年(1904)都新聞社に入り、同39年に処女作『氷の花』を発表、続いて『浄瑠璃坂の仇討』他を都新聞に連載し文名をあげた。大正2年(1913)29歳で『大菩薩峠』連載を開始。都新聞連載中絶後は、毎日新聞、国民新聞、読売新聞などに昭和16年(1941)まで書き継がれ、この間29年に及ぶがついに未完に終わった。

この本の内容

お雪に伴われ信州白骨の温泉へ赴いた机龍之助は、しばしの安息を得て目を癒す日々。その龍之助を仇とねらい旅を急ぐ宇津木兵馬。一方お銀様は、慕い追う龍之助の探索をいったん断念、故郷の有野村へ向かった。時を同じく、がんりきの百蔵に茂太郎をさらわれ、うらぶれた独り旅を行く弁信。また米友とともに京大坂をめざし、医師道庵が街道をゆらゆら歩む。中山道筋に展開する道中模様…「流転の巻」「みちりやの巻(一〜十三)」を収録。

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