火の車板前帖

橋本 千代吉

詩人・草野心平の開いた飲み屋「火の車」。文士、学者、出版社主入り乱れての乱酔はこの世のものとも思えぬ。昔の大人は凄かった。

火の車板前帖
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:は-22-1
  • 刊行日: 1998/09/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-03418-8
  • JANコード:9784480034182

この本の内容

かつてこのように格調高くまたメチャクチャな飲み屋があったろうか。このように度外れの酔客がいただろうか。吹き荒れる酒の嵐。詩人・草野心平が開いた酒房「火の車」をめぐる、今は会おうとしても会えない魅力的な人々を、客よりほんの少し覚めた目で見つつ熱く生きた板前の、とってもたいへんだった夜また夜。

この本の目次

1 炎えろ!火の車(心平さんとおやじ
心平さんと私
開店第一夜 ほか)
2 酔聖烈伝(直撃、古田ストーム
裸の仁王
真夜中の馬力 ほか)
3 板前風雲録(引っ越し余話
夜明けの洗礼
屋台、わが命 ほか)

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