夢見る頃を過ぎても

中島 梓

文芸誌はいったい誰が読んでいるの!? みんなが思っているだけで口にはしなかったことを舌鋒するどく論じる中島流文芸批評。

夢見る頃を過ぎても
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 792円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:な-11-6
  • 刊行日: 1999/03/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-03471-4
  • JANコード:9784480034717

この本の内容

文芸誌はいったい誰が読んでいるのだ!?みんなが思っていても口にしなかったことをズバズバと指摘する。吉本ばななはほんとうにすごいのか!?ダブル村上をどう読む!?1960年の文芸誌をひもとけば!?つぎからつぎへと舌鋒するどく斬り込む中島梓流無敵の文芸批評。

この本の目次

不思議の島のガリバー
ガリバーばななを読む
欲望という名のファンタジー
新人賞、今日はどこまでいったやら
1960年のゲートボール
ムラカミは電気ヒツジの夢を見るか
少女たちの見る夢は
夢見る頃を過ぎても
文学を殺したのはだあれ「わたしだわ」と大江健三郎がいった
今日の世界は演劇によって再現されるか’94
ベストセラーの構造’94
何処へ―時評のさいごに
リリパット島を遠く離れて

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