これも男の生きる道

橋本 治

日本の男には「男」としての魅力がないのか? 「男のありかたを見直すこと、旧来のなれあい関係から脱出すること」により新生する男像とは?

これも男の生きる道
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 726円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:は-6-7
  • 刊行日: 2000/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-03601-6
  • JANコード:9784480036018
橋本 治
橋本 治

ハシモト オサム

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本の内容

男にとって大切なのは、一人前になることです。それは、自分のするべきことはなんでもできること、自分のするべきことはなんでもすると覚悟して、なんでもすることです。もちろん、できないこと、わからないこと、知らないことを、素直に認めることでもあります。かんたんなようで、なかなか困難な、これが男の生きる道。男も女も、この本を読んで、一人前になってください。

この本の目次

第1章 男には男の「自立」がある
第2章 日本の息子達が「自立」で悩むのは、日本の父親達が自立していないからである
第3章 「男の自立」とは、なれあいからの脱出である
第4章 大人の中の「子供」に学ぶ
第5章 「できない、わからない、知らない」を認めよう
第6章 男にとって重要なのは、「自立」ではなく「一人前になること」である
第7章 「成功への道」は遠く、そしてその道は、「なんだかわからないもの」である

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