FOR LADIES BY LADIES ─女性のエッセイ・アンソロジー

近代 ナリコ 編集

女性による、女性についての魅力的なエッセイの数々から「女性と近代」を浮かび上がらせる、「おんなの子論」コレクション。

FOR LADIES BY LADIES ─女性のエッセイ・アンソロジー
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:こ-23-1
  • 刊行日: 2003/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:4-480-03889-2
  • JANコード:9784480038890

この本の内容

かつて女の子であり、今もって女の子であるすべての女性たちに捧ぐ、「女性による女性について」の魅力あふれるエッセイ集。いわさきちひろ、富岡多恵子、鈴木いづみ、白石かずこ、水森亜土、安井かずみ、安田南、向田邦子、鴨居羊子、矢川澄子、岡崎京子…個性的な女性エッセイの数々から、女性と近代にまつわるあれこれを、シニカルに、かつ愛をこめて照射する「おんなの子論」コレクション。

この本の目次

「おんなの子」論(戸塚文子)
ガールズ・ビ・アンビシャス!(桐島洋子)
可愛い女(白石かずこ)
キャリア・ウーマン(湯川れい子)
頭隠さず尻隠さず(水森亜土)
女優的エゴ(鈴木いづみ)
幻の一方通行路(吉沢美香)
謝罪ならびに現状報告その他(岡崎京子)
男の告白(向田邦子)
MR.ドケチを愛せざるを得ない理由…(安井かずみ)〔ほか〕

読者の感想

2008.9.03 更紗

知らない世代の作家や文化人の方のエッセイも読めて、其々の時代背景も薄っすらと解りました。1970年代頃の若い女性達には、女性力を認知させる前の時代なりのエネルギーがありますね。抱腹したのは平野レミさんの頁です。昨今TVでお見受けする口調にかなり近いし中身も面白かった。近代さんの着眼点には独特な何かを感じます。表紙も宇野亜喜良さんの作品であり印象的です。

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