家康くんの経済学入門 ─おカネと貯蓄の神秘をさぐる

内田 勝晴

徳川幕府の政策《ニセ金造り》を通して通貨の役割をわかりやすく説明。貯蓄が果たすプラス面とマイナス面にも光をあて、経済学の基本原理を日常用語で読み解く。

家康くんの経済学入門 ─おカネと貯蓄の神秘をさぐる
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0233
  • 整理番号:296
  • 刊行日: 2001/05/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05896-6
  • JANコード:9784480058966

この本の内容

鼠小僧は徳川幕府の経済政策の手先だった。貯蓄は、誰かが使ってやらないと不況の元凶になる。貨幣は瓦でも石でもよいという先進的な勘定奉行がいた。ハリス米総領事は法外な為替レートを押し付けて大儲けした。貨幣悪鋳、つまり“ニセ金造り”で徳川幕府は栄えた。新井白石は石頭の経済音痴だった。高橋是清は世界に先駆けてケインズ政策を行った。経済学と経済史をミックスし、エンターテイメントで味付けした画期的な入門書。

この本の目次

第1章 徳川幕府よ、永遠に!
第2章 貨幣の秘密
第3章 幕末為替レート交渉
第4章 自由放任の経済学
第5章 新しい経済理論

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