誰にも知られずに大経済オンチが治る

三輪 芳朗

銀行の貸し渋りも日本沈没論も誤解だらけ。日本経済特殊論を切って捨て「市場」の役割を明快に説明する「そうか、そうだったのか」の経済学痛快入門。

誰にも知られずに大経済オンチが治る
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0233
  • 整理番号:350
  • 刊行日: 2002/06/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05950-4
  • JANコード:9784480059505

この本の内容

構造改革か景気浮揚か。いったい日本経済はどうなってゆくのだろう。テレビや新聞も連日この話題で持ちきりだ。いわく、不良債権処理、貸し渋り、ワークシェアリング…。しかしこれらの議論が前提にしている日本経済特殊論は、そういうように考えることで得をするものたちだけの「お話し」にすぎない。それでは日本の経済をどう見ればよいのか。本書は、これまでどっぷり浸かってきた日本経済に関する誤解から目を覚まし、エコノミストやジャーナリズムの“通説”に汚染されることなく経済を正しく見るための「経済学・基本の基本」である。

この本の目次

第1章 「うまい儲け話」はありません(「うまい儲け話」はありません
サヤ取り―「うまい儲け話」がなくなるということは… ほか)
第2章 自分本位の行動こそが「社会」に貢献します(「儲け」と「好き」―消費者の選択行動
自分本位の行動こそが「社会」に貢献します ほか)
第3章 政府はあなたが「儲け」を実現するための「道具」であり「装置」です(「政府」は住民がより望ましい状態を実現するための「道具」「装置」です
「政府」にできること? ほか)
第4章 適材適所:「豚は太らせて食え」?(イノベーションと「市場」
「儲け」:「市場」機能の基盤 ほか)

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