ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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日本人にとって「個性的な=独創性を備えた人間」を育てるという目標は、半ばトラウマのようについてまわる事柄である。では、その個性を彩っている独創性は、どのように形作られるのだろうか。ここで厄介なのは、それが、ある能力の欠如による結果として生み出される場合が多いということである。歴史に大きな足跡を残した六人の個性的な生涯をたどりながら、様々な障害が逆に独創性を形成していく意外なプロセスを解き明かす。
第1章 うわの空のエジソン
第2章 癇癪持ちのアインシュタイン
第3章 外国語のできないレオナルド
第4章 古典嫌いのアンデルセン
第5章 付き合いべたなベル
第6章 落ち着きのないディズニー
第7章 知的障害はなぜ進化したか
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