英語教育はなぜ間違うのか

山田 雄一郎

無意味な劣等感と強迫観念が、日本人の英語学習を歪めている。英語化=国際化論、バイリンガル信仰などの迷妄を暴き、健全な英語との付きあい方を提唱する一冊。

英語教育はなぜ間違うのか
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0282
  • 整理番号:519
  • 刊行日: 2005/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-06219-X
  • JANコード:9784480062192

この本の内容

「英語ができなければ、これからの社会では通用しない」。そんな脅迫まがいの言葉を耳にすることはないだろうか。英語教育の効果が、いま一つあがらないのは、われわれが英語の必要性を認識していないからではない。問題は、ある種の「信仰」が英語教育全体を覆っていることにあるのだ。本書では、「国際化」「バイリンガル」「ネイティブ・スピーカー」などなどにかかわるさまざまな幻想をうち砕きながら、「なにを」「なんのために」「どのようにすれば」有効な英語戦略が立てられるのか、その根本に立ち返って考える。

この本の目次

序章 ことばは武器か
第1章 国際化=英語化?
第2章 バイリンガルになりたい!
第3章 英語公用語論と日本人
第4章 小学校に英語を!
第5章 熱烈歓迎!ネイティブ・スピーカー
終章 英語は教えられるのか

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