産廃ビジネスの経営学

石渡 正佳

不法投棄をはじめとする裏ビジネスを経営学的なアプローチから分析し、それらをベンチャーに転化する処方箋を示す。現役公務員による画期的なアウトロー対策論。

産廃ビジネスの経営学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:561
  • 刊行日: 2005/10/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-06261-0
  • JANコード:9784480062611

この本の内容

わが国最大の環境問題である「不法投棄」。これをただエコロジーの観点から分析しているだけでは、根本的な答えは見えてこない。アウトローは、「必要悪」として社会システムに組み込まれた「もうひとつの経済現象」なのである。本書では、日本の経済・行政・政治の構造を典型的に映し出す「環境アウトロー」の世界で産廃Gメンとして画期的な実績を残してきた著者による、まったく新しい経営・経済論。アウトローの構造を徹底的に解剖し、それをベンチャー化することによって、「必要悪」を、「必要ビジネス」へと転換させる処方箋を提供する。

この本の目次

序論 アウトローはなくせる
第1章 軽油密造シンジケート
第2章 アウトローは二重性につけこむ
第3章 不法投棄ゴールドラッシュ
第4章 警察と行政の問題構造
第5章 情報がアウトローを封じ込める
第6章 アウトローが使う経済学
第7章 ベンチャーによるアウトローの超克
第8章 環境アウトローに業界再編を仕掛ける

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