寺社勢力の中世  ─無縁・有縁・移民

伊藤 正敏

中世の主役は、
幕府でも朝廷でもない

最先端の技術、軍事力、経済力を持ちながら、同時に、国家の論理、有縁の絆を断ち切る中世の「無縁」所。第一次史料を駆使し、中世日本を生々しく再現する。

寺社勢力の中世  ─無縁・有縁・移民
  • シリーズ:ちくま新書
  • 924円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:734
  • 刊行日: 2008/08/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06435-6
  • JANコード:9784480064356
伊藤 正敏
伊藤 正敏

イトウ マサトシ

1955年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。思想家・中世史研究家。一乗谷朝倉氏遺跡調査研究所文化財調査員、文化庁記念物課技官、長岡造形大学教授などを歴任。現在は研究・執筆活動に専念している。文献史学、考古学、文化財保護行政などをフィールドとしている。研究対象は日本村落史と中世寺社勢力論。著書に『中世後期の村落』『中世の寺社勢力と境内都市』『日本の中世寺院』(以上、単著)、『中世の村落と現代』『戦国大名朝倉氏と一乗谷』『延暦寺と中世社会』(以上、共著)などがある。

この本の内容

日本文明の大半は中世の寺院にその源を持つ。最先端の枝術、軍事力、経済力など、中世寺社勢力の強大さは幕府や朝廷を凌駕するものだ。しかも、この寺社世界は、国家の論理、有縁の絆を断ち切る「無縁の場」であった。ここに流れ込む移民たちは、自由を享受したかもしれないが、そこは弱肉強食のジャングルでもあったのだ。リアルタイムの史料だけを使って、中世日本を生々しく再現する。

この本の目次

序章 無縁所―駆込寺と難民
1章 叡山門前としての京
2章 境内都市の時代
3章 無縁所とは何か
4章 無縁VS.有縁
終章 中世の終わり

読者の感想

2008.10.13 foolscap

まさに、小生がおぼろげに感じていたことを見事に表現していただいたと思ってます。
作者の今後の切れ味鋭い歴史解明を期待しています。

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