実践!交渉学 ─いかに合意形成を図るか

松浦 正浩

モメる前に知っておきたい

問題に関係している人全員のメリットを探求する学問、「交渉学」。身近なところから国際関係まで幅広く使えるその方法論と社会的意義をわかりやすく解説する。

実践!交渉学 ─いかに合意形成を図るか
  • シリーズ:ちくま新書
  • 946円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:839
  • 刊行日: 2010/04/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06542-1
  • JANコード:9784480065421
松浦 正浩
松浦 正浩

マツウラ マサヒロ

1974年生まれ。東京大学工学部土木学科卒。マサチューセッツ工科大学都市計画学科修士課程修了(1998年)、三菱総合研究所研究員(1998−2002年)、マサチューセッツ工科大学都市計画学科博士課程修了(2006年)を経て、現在、東京大学公共政策大学院特任准教授。Ph.D.(都市・地域計画)。訳書に『コンセンサス・ビルディング入門』(共訳、有斐閣)。

この本の内容

二人以上の人間が、未来のことがらについて、話し合いで取り決めを交わすこと―「交渉」をそう定義するなら、身の回りの問題から国際関係まで、使われる場面はとても多い。本書が扱う「交渉学」とは分野にしばられず、交渉にあたってのフレームワークを築き、当事者全員にメリットが出ることを目指すものだ。小手先のテクニックに終始しない、その基本的考え方と方法、そして社会的意義をわかりやすく解説する。

この本の目次

第1章 交渉とは何か
第2章 交渉のための実践的方法論
第3章 社会的責任のある交渉の進め方―Win/Win関係の落とし穴
第4章 一対一から多者間交渉へ―ステークホルダー論
第5章 社会的な合意形成とは
第6章 交渉による社会的合意形成の課題―マスコミと科学技術
第7章 交渉学についてのQ&A

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