科学哲学講義

森田 邦久

あなたの見ている
世界ががらりと
変わる哲学

科学的知識の確実性が問われている今こそ、科学の正しさを支えるものは何かを、根源から問い直さねばならない! 気鋭の若手研究者による科学哲学入門書の決定版。

科学哲学講義
  • シリーズ:ちくま新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0240
  • 整理番号:964
  • 刊行日: 2012/06/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06670-1
  • JANコード:9784480066701
森田 邦久
森田 邦久

モリタ クニヒサ

1971年兵庫県姫路市生まれ。大阪大学基礎工学部卒。博士(理学)、博士(文学)、いずれも大阪大学で取得。専門は科学哲学。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学高等研究所助教、准教授を経て、現在、同招聘研究員。著書『量子力学の哲学』(講談社現代新書)、『理系人に役立つ科学哲学』(化学同人)、『科学とはなにか』(晃洋書房)など。

この本の内容

「日はまた昇らない」―そんなはずはないと思われるでしょう。我々は毎朝「日は昇る」という知識を得て、日が昇ることを正当化しているからです。でもそんな推論がうまくいかないことを教えてくれるのが科学哲学。我々の見ている世界のあり方をがらりと変えてしまう科学哲学は、科学哲学者と科学者だけのものではないのです。科学的知識の確実性が問われているいま、科学の正しさを支えているものとは何か、真の科学的思考とは何かを根底から問い直す、哲学入門講義の決定版。

この本の目次

第1章 日はまた昇らない?―自然法則の必然性について
第2章 原因なんてない?―因果の実在について
第3章 原子なんてない?―見えない世界の実在について
第4章 科学は正しくない?―科学とそうでないものの線引きについて
第5章 科学で白黒はつかない?―科学の合理性について
第6章 科学ってなに?

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