平成デモクラシー史

清水 真人

90年代の統治改革が政治の風景をがらりと変えた。「小泉劇場」から民主党政権を経て「安倍一強」へ。激動の30年を俯瞰し、「平成デモクラシー」の航跡を描く。

平成デモクラシー史
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:1299
  • 刊行日: 2018/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-07119-4
  • JANコード:9784480071194
清水 真人
清水 真人

シミズ マサト

日本経済新聞編集委員。1964年生まれ。東京大学法学部卒業、同年日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省を担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004年より現職。著書に『平成デモクラシー史』(ちくま新書)、『官邸主導』『経済財政戦記』『首相の蹉跌』(いずれも日本経済新聞出版社)、『消費税 政と官の「十年戦争」』(新潮社)、『財務省と政治』(中公新書)、佐々木毅氏との共編著に『ゼミナール現代日本政治』(日本経済新聞出版社)がある。

この本の内容

「平成デモクラシー」は、政治の風景をがらりと変えた。九〇年代に進められた一連の改革により、政権交代を懸けた与野党の競争が始まり、首相への権力の集中が進んだ。今世紀に入ると、「小泉劇場」から民主党政権を経て「安倍一強」へ。その果てに―。「平成」という時代には、どんな意味があったのか?激動の三十年を構造的に読み解き、「平成デモクラシー」という一筋の航跡をくっきりと描きだす圧倒的な政治ドキュメント。

この本の目次

序 「平成デモクラシー」とは
第1章 「強すぎる首相」の岐路
第2章 政治改革と小沢一郎
第3章 橋本行革の光と影
第4章 小泉純一郎の革命
第5章 ポスト小泉三代の迷走
第6章 民主党政権の実験と挫折
第7章 再登板・安倍晋三の執念

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