ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
loading...
『世界哲学史』全8巻では、古代から現代までの哲学を102の知を結集して考察してきた。それを踏まえてこの別巻では、全8巻で明らかになった論点、論じ尽くされておらずさらに検討すべき点について考察を加えてゆく。宗教の知と哲学の間の問題、非西洋の哲学、そして西洋哲学自体に見過ごされてきた論点などを、編集委員と13人の先端研究者が哲学の未来に向けて論じる。世界哲学史のシリーズ総決算。
1 世界哲学の過去・現在・未来(これからの哲学に向けて―『世界哲学史』全八巻を振り返る
辺境から見た世界哲学
世界哲学としての日本哲学
世界哲学のスタイルと実践)
2 世界哲学史のさらなる論点(デカルト『情念論』の射程
中国哲学情報のヨーロッパへの流入
シモーヌ・ヴェイユと鈴木大拙
インドの論理学
イスラームの言語哲学
道元の哲学
ロシアの現代哲学
イタリアの現代哲学
現代のユダヤ哲学
ナチスの農業思想
ポスト世俗化の哲学
モンゴルの仏教とシャーマニズム
正義論の哲学)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。