言葉にのって ─哲学的スナップショット
自らの生涯をたどり直しながら、現象学やマルクスとの関係、嘘、赦し、歓待などのテーマについて肉声で語った、デリダ思想の到達点。本邦初訳。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,210円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:テ-2-1
- 刊行日:
2001/01/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-08613-6
- JANコード:9784480086136
- 在庫 ×
現代フランスを代表する哲学者ジャック・デリダが、みずからの生涯を生き生きと辿り直し、フッサール、ハイデガー、レヴィナスなどに言及しつつ、現代の枢要なテーマについて縦横無尽に肉声で語る。政治における嘘をどのように考えたらよいのか。赦すことのできないものがあるときにしか赦しを考えることができないのはなぜか。他者に対する絶対的責任性とは、無条件的な歓待とはどのようなものか。正義は法律と切り離すことができないのか。デリダ思想の現在の到達点を示すとともに、デリダ自身によるデリダ哲学への最良の入門書。本邦初訳。
肉声で
歓待について
現象学について
政治における虚言について
マルクス主義について―ダニエル・ベンサイードとの対話
正義と赦し
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