カミとヒトの解剖学

養老 孟司

死ぬとは? 墓とは? 浄土とは? 宗教とヒトの関係を軸に「唯脳論」を展開、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。
【解説: 南伸坊 】

カミとヒトの解剖学
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:ヨ-5-2
  • 刊行日: 2002/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-08674-9
  • JANコード:9784480086747
養老 孟司
養老 孟司

ヨウロウ タケシ

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ入る。95年東京大学医学部教授を退官。現在、同名誉教授。著書に『ヒトの見方』『からだの見方』(サントリー学芸賞)『唯脳論』『カミとヒトの解剖学』『からだを読む』『無思想の発見』(以上、筑摩書房)、『身体の文学史』『バカの壁』(毎日出版文化賞)『死の壁』(以上、新潮社)、『いちばん大事なこと』(集英社)、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』(日経BP社)、『まともな人』『ぼちぼち結論』(以上、中央公論新社)など多数がある。

この本の内容

感動するのは「心」か「脳」か。魂はなぜ生じたのか。「死ぬ瞬間」はあるのか。脳死とはどういうことか。死体が不気味なのはなぜか。身体は空の器か。墓とは何か。魑魅魍魎の正体は?宗教と科学と信仰の関係は?脳の問題は、機能すなわち心として見れば経典に戻り、構造すなわち脳として見れば自然科学に戻る。―宗教とヒト、とくに脳と宗教との関係を軸に、『唯脳論』の考えを多くの主題に応用して展開し、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。

この本の目次

1 臨床宗教(宗教体験と脳
「鰯の頭」と合理性 ほか)
2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない
脳の死とはどういう現象か ほか)
3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎
霊魂の「根性」 ほか)
4 臨床仏教(経典の解剖学
浄土の見方 ほか)
5 隠された身体(禅の身体論
身体という禁忌 ほか)

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