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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08674-7

Cコード

0145

整理番号

-5-2

2002/01/09

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

感動するのは「心」か「脳」か。魂はなぜ生じたのか。「死ぬ瞬間」はあるのか。脳死とはどういうことか。死体が不気味なのはなぜか。身体は空の器か。墓とは何か。魑魅魍魎の正体は?宗教と科学と信仰の関係は?脳の問題は、機能すなわち心として見れば経典に戻り、構造すなわち脳として見れば自然科学に戻る。―宗教とヒト、とくに脳と宗教との関係を軸に、『唯脳論』の考えを多くの主題に応用して展開し、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。

目次

1 臨床宗教(宗教体験と脳
「鰯の頭」と合理性 ほか)
2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない
脳の死とはどういう現象か ほか)
3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎
霊魂の「根性」 ほか)
4 臨床仏教(経典の解剖学
浄土の見方 ほか)
5 隠された身体(禅の身体論
身体という禁忌 ほか)

著作者プロフィール

養老孟司

( ようろう・たけし )

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

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