バスで田舎へ行く

泉 麻人

北海道の稚内から鹿児島県の種子島まで各地のローカルバスに乗れば、奇妙な地名と伝説、土地の人の会話、 名所 に出会う。
【解説: 実相寺昭雄 】

バスで田舎へ行く
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0126
  • 整理番号:い-55-1
  • 刊行日: 2005/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-42079-7
  • JANコード:9784480420794
泉 麻人
泉 麻人

イズミ アサト

1956年、東京出身。慶応義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。『週刊TVガイド』『ビデオコレクション』の編集者を経てフリーに。『東京版アーカイブス』(朝日新聞社)、『東京検定』(情報センター出版局)など、東京をテーマにした著書が多い。また、先頃 ゙気象予報士″の免許を取得、その受験記をまとめた『お天気おじさんへの道』(講談社)という異色作もある。

この本の内容

北は北海道、南は種子島で路線バスに乗れば、発見につぐ発見がある。土地の高校生たちの思わぬ会話が耳に飛び込んでくるし、「人面(ひとづら)」「阿多惜経(あったらきょう)」など伝説を感じさせる地名が目に入り、思わず謎を探ってしまう。そして、祭りに参加すれば土地の人に「旅人よ」と話しかけられる。単なる観光地では決して味わえない楽しさ満喫。

この本の目次

母里と広瀬 山陰ののどかな城下町
大阪能勢 僕のオオクワガタの故郷へ
越後 「人面」と「油揚げ」の町を訪ねる
津軽紀行 イカと太宰と温泉と
京のどんづまり 茅葺き宿の地鶏の味
阿武隈百目鬼 妖気地帯探訪
飛騨合掌の里 どぶろく祭りでデデレコデン
高知馬路村 ユズの桃源郷に残る森林鉄道
奈良天川村 癒しの山里を往く
登米 「宮城の明治村」へ時間旅行
播磨灘 遊女伝説を追って
長崎平戸 隠れキリシタンと巨漢力士の伝説
オホーツク 小雪舞う流氷海岸を北上す
種子島 珍地名「阿多惜経」を探る
奥多摩 幻の湯の町日帰り旅行
南紀龍神 B29が堕ちた里
山口長門 ホタルと楊貴妃を訪ねて
伊那・奥三河 「虫づくし」の旅

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