タナトスの子供たち ─過剰適応の生態学

中島 梓

少女たちはなぜ、「男同士の恋愛」に惹かれるのか? 大評判となった『コミュニケーション不全症候群』に続くやおい論。
【解説: 榎本ナリコ 】

タナトスの子供たち ─過剰適応の生態学
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:な-11-7
  • 刊行日: 2005/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:4-480-42091-6
  • JANコード:9784480420916

この本の内容

男どうしの恋愛やセックスを素材とした女性向けの小説やマンガ=やおい。少女たちはなぜ、こうしたものに惹かれるのか。この分野の創始者をもって任ずる著者はそれを、ディスコミュニケーションのコミュニケーションと位置づける。そしてその奥にある、滅び(タナトス)に向かう欲望とは?大評判となった『コミュニケーション不全症候群』に続く「やおい」論。

この本の目次

第1章 ひとはなぜやおうのか
第2章 優しいディスコミュニケーション症候群
第3章 やおう、やおえば、やおうとき
第4章 やおいは癒しである
第5章 私の居場所はどこにあるの
第6章 少年と少女のはざま
第7章 私はここにいる!
第8章 最後の戦い

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