映画化! フランス文壇を揺るがす事件といわれた問題作。2007年春日本公開。

人類の孤独の極北にゆらめく絶望的な愛――二人の異父兄弟の人生をたどり、希薄で怠惰な現代の一面を描き上げた、鬼才ウエルベックの衝撃作。

素粒子
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:う-26-1
  • 刊行日: 2006/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-42177-7
  • JANコード:9784480421777

この本の内容

人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。

この本の目次

第1部 失われた王国
第2部 奇妙な瞬間
第3部 感情の無限

読者の感想

2006.12.11 だめだ

この本、すごい!

なにかがなになのかはわからないが、ないかがかくじつにあたらしい!
野崎歓もすごい!
以上!

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