巨魁　岸信介研究

岩川 隆 著

戦後日本を作り上げた「昭和の妖怪」岸信介とは何者か。注目の政治家安倍晋三は孫にして後継者。日本の未来を占う必読書。
【解説： 猪瀬直樹 】

巨魁　岸信介研究
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0123
  • 整理番号:い-60-1
  • 刊行日: 2006/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-42252-8
  • JANコード:9784480422521

この本の内容

Ａ級戦犯容疑者になりながら不起訴となり、瞬く間に総理総裁となった岸信介。戦後政治をリードし６０年安保を乗り切り、引退後も政界に隠然たる力をふるい続けた。安倍晋三の祖父であるこの「巨魁」は、どのような人物だったのか。そしてその政治理念とは。憲法改正や自衛隊・安保の問題など、戦後政治の枠組みが改めて問われる今日、その原点を見つめ直す貴重な記録。

この本の目次

郷土の“英雄”
“叛骨”の官僚
亡霊よみがえる
政治は金と力だ
第一次ＦＸ商戦
ダレス＝岸路線
６０年安保に殉ず
賠償汚職の疑惑

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