侠客の条件  ─吉田磯吉伝

猪野 健治

九州筑豊を基盤に全国に名をはせた大親分吉田磯吉。石炭産業など、日本近代化とやくざの関係とは? 史上最大の侠客の実像を通して描き出す。

侠客の条件  ─吉田磯吉伝
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0123
  • 整理番号:い-45-10
  • 刊行日: 2006/10/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-42276-5
  • JANコード:9784480422767
猪野 健治
猪野 健治

イノ ケンジ

1933年滋賀県生まれ。新聞・雑誌の記者・編集者などを経て、フリージャーナリストとして活躍中。その間、日本ジャーナリスト専門学校専任講師・評議員を務め後進の育成にもあたった。やくざ、右翼、総会屋などをテーマにした分野においては先駆者的な存在であるとともに、いまも第一線で取材・執筆をつづけている。主な著書に『やくざと日本人』『三代目山口組』『やくざ外伝 柳川組二代目』『侠客の条件』『日本の右翼』(以上、ちくま文庫)、『山口組永続進化論』(だいわ文庫)などがある。

この本の内容

史上最大の親分、吉田磯吉。川筋者といわれる命知らずの船頭達のなかから身を起こし、北九州・筑豊炭鉱を基盤に勢力を広げ、国会議員の座にまで昇りつめた男。政治暴力、労働争議への介入、流血を恐れぬ子分、社会の裏側に強靱なネットワークを持つ侠客の力を必要とした日本の近代とは何だったのか?現在にも通じる政財界とやくざのコネクション、その原点へと迫る異色ノンフィクション。

この本の目次

侠客と民衆
暗闘・血戦の時代
大親分の座
調停役の条件
政治暴力の系譜
納屋制度と友子同盟
親分子分社会の構造
地域社会とヒエラルキー
内部抗争のメカニズム
私設憲法の世界
一つの時代の終わり
対談 吉田磯吉を語る

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