船宿たき川捕物暦

樋口 有介

江戸岡っ引きの総元締め、米造
小野派一刀流の青鬼、倩一郎

岡っ引きの元締め米造、素浪人真木倩一郎。その出会いが幕閣をも巻き込む大事件に発展し……江戸情趣あふれる初の時代小説。
【解説: 井家上隆幸 】

船宿たき川捕物暦
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:ひ-17-1
  • 刊行日: 2007/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-42357-3
  • JANコード:9784480423573
樋口 有介
樋口 有介

ヒグチ ユウスケ

1950年群馬県生まれ。國學院大学文学部哲学科中退。劇団員、業界紙記者等を経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞。以後、「青春ミステリー」および純文学的な青春小説、中年探偵を主人公とした作品等を発表し続ける。90年『風少女』で直木賞候補となる。主な著書は『ぼくと、ぼくらの夏』(文春文庫)、『ともだち』(中公文庫)、『刺青(タトゥー)白書』『風少女』『彼女はたぶん魔法を使う』『初恋よ、さよならのキスをしよう』(創元推理文庫)、『枯葉色グッドバイ』(文春文庫)、『月への梯子』(文藝春秋)、『ピース』(中央公論新社)他多数。

この本の内容

江戸岡っ引きの総元締め米造、小野派一刀流の「青鬼」真木倩一郎。白河藩のお家騒動、田沼意知の暗躍…。米造の娘お葉のかどわかしを発端として米造と倩一郎が出会い、その出会いが新たな事件を呼ぶ。江戸情緒あふれる著者初の時代小説。

読者の感想

2007.8.20 ぴょん太

きゃぁ~樋口先生大好きです!
・・・いきなり失礼致しました。以前なにかのあとがきで「隠れ樋口ファンが結構いるらしいが、隠れなくていいから出ておいで」と言われてましたので出てきてみました!

 樋口先生の本は読み始めると止まりません。軽妙な会話や魅力的なキャラクターが中断を許してくれないのです。すごく面白いドラマのDVDを一気に見てしまう!みたいな感じです。
主人公の男性はみんな男前!そして何気にフェミニストこんな男はいるわけない!かもしれませんが小説を読んでいる時くらいいいじゃありませんか!
 そんな樋口有介ワールドは時代小説になってもかわりません。
樋口先生!『船宿たき川捕物暦』・・・第二弾ありますよね?ね?楽しみに待ってますから~

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可