小沢昭一がめぐる寄席の世界

小沢 昭一

寄席は私の故郷なんです。

「寄席は私の故郷」と語る著者が、桂米朝、立川談志ら人気落語家や、講談師、漫才師などと、寄席の世界の面白さ、奥深さを心ゆくまで語り合う。

小沢昭一がめぐる寄席の世界
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:お-36-8
  • 刊行日: 2008/09/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-42476-1
  • JANコード:9784480424761
小沢 昭一
小沢 昭一

オザワ ショウイチ

昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力をそそぎ、レコード「日本の放浪芸」シリーズの製作により、昭和49年度芸術選奨新人賞を受賞。著作活動も、著書『ものがたり・芸能と社会』(新潮学芸賞)のほか『珍奇絶倫小沢大写真館』(ちくま文庫)、『小沢昭一百景 随筆随談選集』(全6巻 晶文社)、『放浪芸雑録』(白水社)など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年「紀伊國屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章。平成17年、朝日賞受賞。平成24年12月10日、逝去。

この本の内容

寄席を愛し、「私の心のふるさと」であると語る小沢昭一が、落語家・講談師・浪曲師・漫才師など、寄席をめぐる様々な人たちの話に耳を傾け、その楽しさ、面白さ、奥深さを浮き彫りにしていく。

この本の目次

桂米朝―落語という“ふるさと”へ
延広真治―江戸には寄席が百二十五軒もあった
柳家り助―背水の陣、四十一歳で前座になる
桂小金治―自分の落語をほめられて初めて泣いちゃったよ
国本武春―夢は、浪曲を「ROU MUSIC」に
小松美枝子―落語家と切っても切れない出囃子
神田伯龍―百二十五歳まで講談を続けたい
あした順子・ひろし―志ん朝師匠を張り扇でひっぱたいちゃった
笑福亭鶴瓶―上方落語の伝統を背負う予感
北村幾夫―新宿末廣亭よ、永遠なれ!
立川談志―完璧な落語をやる奴より、俺のほうが狂気がある
矢野誠一―落語も浪曲も講談も、年をとるほど分かってくる

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