「マグロ争奪戦」の舞台裏

軍司 貞則

激変する日本の食卓!
マグロ業界の構造を解き明かす

09年秋、マグロ業界に大きな影響を与える国際交渉が始まり、日本の食卓が変わる。複雑なビジネスの仕組みを整理し、その深層を解き明かす。

「マグロ争奪戦」の舞台裏
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0162
  • 整理番号:く-24-1
  • 刊行日: 2009/09/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42641-3
  • JANコード:9784480426413
軍司 貞則
軍司 貞則

グンジ サダノリ

1948年生れ。ウィーン大学で学ぶかたわら、ヨーロッパ全域を取材 する。帰国後、ノンフィクション作家として、政治・経済から食 糧・教育問題まで、幅広いジャンルの作品を発表する。主な著書に 『高校野球「裏」ビジネス』(ちくま新書)、『滅びのチター師』 『ナベプロ帝国の興亡』(ともに文藝春秋)、『空飛ぶマグロ』 『本田宗一郎の真実』(ともに講談社)、『学校再生』『麻薬脱 出』(ともに小学館)などがある。

この本の内容

09年秋、マグロ業界に大きな影響を与える国際交渉が始まり、日本の食卓が変わる。日本人に欠かせないマグロは、そもそもどのようなプロセスで届けられているのだろうか。川上の「生産者」と、彼らの獲ったものを扱う「荷受」「市場」「加工業者」「中卸」「大手量販店」、それに「一船買い」の大商社など、複雑なビジネスの仕組みを整理し、「マグロ騒動」の意外な真実を解き明かす。

この本の目次

第1章 マグロの街、串木野の嘆き
第2章 マグロ流通革命
第3章 日日戦争
第4章 中国・台湾でサシミを食べるのか
第5章 巻き網戦争
第6章 マグロの未来学

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