ニッポン若者論 ─よさこい、キャバクラ、地元志向
「進歩が終わった時代」に生きる
若ものたちの希望と現実
なりたい仕事はキャバクラ嬢、江原啓之や美輪明宏を尊敬し、イオンやマクドナルドが好き。そんな平成の若者たちの実像を浮き彫りにする。
- シリーズ:ちくま文庫
- 858円(税込)
- Cコード:0136
- 整理番号:み-26-1
- 刊行日:
2010/04/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-42695-6
- JANコード:9784480426956
- 在庫 ×
地元が好きで、よさこいを踊り、スピリチュアルを信じる「ジェネレーションZ」世代。バブルのさなかに生まれ、小学校入学時にはバブルが崩壊、その後の「失われた10年」とともに青春期を過ごした彼らの生態は、これまでの「戦後」の常識では捉えることができない。人気職業ベストテンにキャバクラ嬢がランクインしたことでマスコミを騒がせた話題の書『日本溶解論』を全面改訂。大幅に加筆し、ついに文庫化。
はじめに ジェネレーションZとは
第1章 地元志向―格差固定社会における自己肯定感の根拠
第2章 キャバクラ嬢になりたい女子―雇用危機が生む新たな職業選択
なりたい職業別インタビュー
第3章 スピリチュアルにはまる若者―「近代」の「解凍」の時代における「凝固」
第4章 よさこいを踊る若者―地域社会の解体から生まれた「J」志向
若者インタビュー
対談 「進歩」が終わった世界を若者はどう生きるのか(見田宗介×三浦展)
結 あとがきにかえて
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