本と怠け者

荻原 魚雷

古本は寝ころんで

日々の暮らしと古本を語り、古書に独特の輝きを与えた「ちくま」好評連載「魚雷の眼」を、一冊にまとめた文庫オリジナルエッセイ集。
【解説: 岡崎武志 】

本と怠け者
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0100
  • 整理番号:お-65-1
  • 刊行日: 2011/09/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-42874-5
  • JANコード:9784480428745
荻原 魚雷
荻原 魚雷

オギハラ ギョライ

1969年三重県生まれ。文筆家。大学在学中からフリーライターの仕事をはじめるも、なかなか生計が立てられず、アルバイトで食いつなぎ、現在にいたる。書物同人誌『sumus』同人。著書に『古本暮らし』(晶文社)、『活字と自活』(本の雑誌社)、編者として『吉行淳之介エッセイ・コレクション』(全4巻 ちくま文庫)がある。

この本の内容

借家に住み、あまり働かず、日中はたいていごろごろしている。古書店めぐりをすませたあとは、なじみの高円寺酒場で一杯。天野忠、矢牧一宏、ラスキン、十返肇、古山高麗雄、阿佐田哲也、梅崎春生、深沢七郎、中村光夫…日々のなかで出会うなつかしい本たち。魚雷さんの目で見れば、古書もまた別の輝きを帯びてくる。「ちくま」の人気連載「魚雷の眼」に書き下ろしおよび未収録原稿を加えた、文庫オリジナル古書エッセイ。

この本の目次

怠け者の読書癖―序にかえて
ねたり起きたり
ケンランたる怠癖
昔日の客と店主と写真集
ラスキンの住むエリジアム
筆は一本、批評は十返
石原吉郎のノート
阿佐田哲也の「条件」
ワーキングプアと戦争
書斎の哲人〔ほか〕

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