新 忘れられた日本人

佐野 眞一

かつてこの国には
こんな日本人がいた

佐野眞一がその数十年におよぶ取材で出会った、無私の人、悪党、そして怪人たち。時代の波間に消えて行った忘れえぬ人々を描き出す。
【解説: 後藤正治 】

新 忘れられた日本人
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:さ-14-10
  • 刊行日: 2012/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-42959-9
  • JANコード:9784480429599
佐野 眞一
佐野 眞一

サノ シンイチ

1947年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。時代をえぐりとるようなルポや、綿密な資料調査と粘り強い取材によって日本近現代史の巨大なテーマに正面から迫る作品を書き続けている。『旅する巨人』で大宅壮一ノンフィクション賞、『甘粕正彦 乱心の曠野』で講談社ノンフィクション賞を受賞。著書は『東電OL殺人事件』『阿片王――満州の夜と霧』 『あんぽん 孫正義伝』『劇薬時評――テレビで読み解くニッポンの了見』『別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判』他多数。

この本の内容

佐野眞一がその数十年におよぶ取材で出会った、主人公以上に魅力的な脇役たち。膨大な取材ノートから紡ぎだされるのは、無私の人、悪党、怪人そして…。時代の波間に消えていった忘れえぬ人々を描きだす。

この本の目次

宮本常一の名著との衝撃的な邂逅
『山びこ学校』の江口江一
『山びこ学校』と三人のジャーナリスト
『山びこ学校』と週刊誌記者永医萠二
「すけべっこ」のサンドイッチマン
中内功の盟友・上田照雄
ダイエーを支えた畜肉商・ウエテル
多和田真利とウエテルの息子
ファミレスの草分け・江頭匡一
光クラブの山崎晃嗣、太宰治と藤田田〔ほか〕

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