loading...

ちくま文庫

吉行淳之介ベスト・エッセイ

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43498-2

Cコード

0195

整理番号

-17-6

2018/02/06

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

文学を必要とするのはどんな人か?紳士の条件はロクロ首になること?腹が立っても爆発寸前になったときにおもい浮かべる言葉とは?多くの作家、編集者に愛され、座談の名手としても知られた人生の達人が、戦争や赤線時代の回想から、創作の秘密、性と恋愛、酒の飲み方、四畳半襖の下張「裁判」の法廷私記まで、「水のような」文章で綴ったエッセイ集。

目次

第1章 文学(文学を志す
私はなぜ書くか ほか)
第2章 男と女(なんのせいか
なぜ性を書くか ほか)
第3章 紳士(紳士契約について
金の使い方に関する発想法 ほか)
第4章 人物(荷風の三十分
三島事件当日の午後 ほか)

著作者プロフィール

吉行淳之介

( よしゆき・じゅんのすけ )

(1924-1994)岡山市生まれ。東京大学中退。「モダン日本」の編集者を経て、54年『驟雨』で芥川賞を受賞。安岡章太郎、庄野潤三らと共に第三の新人と呼ばれた。66年『星と月は天の穴』で芸術選奨文部大臣賞、70年『暗室』で谷崎潤一郎賞、75年『鞄の中身』で読売文学賞、78年『夕暮まで』で野間文芸賞を受賞した。洗練された表現に柔軟な諧謔を織り込んだユニークな作風はエッセイにも及ぶ。

荻原魚雷

( おぎはら・ぎょらい )

1969年三重県生まれ。文筆家。大学在学中からフリーライターの仕事をはじめるも、なかなか生計が立てられず、アルバイトで食いつなぎ、現在にいたる。書物同人誌『sumus』同人。著書に『古本暮らし』(晶文社)、『活字と自活』(本の雑誌社)、編者として『吉行淳之介エッセイ・コレクション』(全4巻 ちくま文庫)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本