えーえんとくちから

笹井 宏之

風のように光のようにやさしく強く二十六年の生涯を駆け抜けた夭折の歌人・笹井宏之。そのベスト歌集が没後10年を機に待望の文庫化!解説 穂村弘

えーえんとくちから
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0192
  • 整理番号:さ-49-1
  • 刊行日: 2019/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-43575-0
  • JANコード:9784480435750
笹井 宏之
笹井 宏之

ササイ ヒロユキ

1982年佐賀県生まれ。2004年より作歌をはじめる。2005年、連作「数えてゆけば会えます」で第4回歌葉新人賞を受賞。2007年、未来短歌会に入会、同年度の未来賞を受賞。2008年、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。2009年1月24日、自宅にて永眠。2011年、『えーえんとくちから笹井宏之作品集』(PARCO出版)を刊行。第二歌集『てんとろり』刊行、併せて『ひとさらい』再刊(ともに書肆侃侃房)。2018年、その早逝を惜しむ声を受けて、書肆侃侃房が短歌新人賞として笹井宏之賞を創設。第1回受賞者が2019年2月に短歌ムック『ねむらない樹』vol.2にて発表される。ブログ「些細」http://sasai.blog27.fc2.com/

この本の内容

「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」「「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい」―この世界への鋭敏で繊細なまなざしから生まれたやさしくつよい言葉たち。彗星のように短歌界にあらわれ、二〇〇九年、惜しまれながら二十六年の生涯を閉じた夭折の歌人のベスト歌集が没後十年を機に未発表原稿を加え待望の文庫化。

読者の感想

2019.1.11 しおうしお

刊行されると知って書店に並ぶ日を今か今かと待ってました。
書店で手に取り早速ぱらぱらめくると、収録されてるのは短歌だけだと思ってたのに、なんと、エッセイや詩や俳句まで収録されてて目を見張りました。

歌人としてしか知らなかった作者の別の面がこれで見ることができます。

解説が穂村弘さんってだけでも購買意欲をそそるのに詩や俳句が収録されてるとは至れり尽くせり。嬉しい限り。
素敵な文庫化、有難うございます。

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可