翻訳教室 ─はじめの一歩
「翻訳をする」とは一体どういう事だろう? 引く手数多の翻訳家とその母校の生徒達によるとっておきの超・入門書。スタートを切りたい全ての人へ。
文芸翻訳の第一線で活躍し続ける著者が、母校の小学校で開催したユニークな「翻訳教室」。英語にほとんどなじみのなかった子どもたちとともに、名作絵本『The Missing Piece』の翻訳に挑戦する―そのとっておきのレッスンを一冊に。「外国語を訳す」とは一体どういうことなのだろう?小手先の技術やテストのためだけの勉強ではなく、母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考えていく、珠玉の入門書。
序章 「翻訳教室 はじめの一歩」のための一歩
第1章 他者になりきる―想像力の壁をゆるがそう
第2章 言葉には解釈が入る―想像力の部屋を広げる準備体操
第3章 訳すことは読むこと―想像力の壁を広げよう
第4章 世界は言葉でできている
第5章 何を訳すか、それは翻訳者が引き受ける
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