翻訳教室 ─はじめの一歩

鴻巣 友季子

「翻訳をする」とは一体どういう事だろう? 引く手数多の翻訳家とその母校の生徒達によるとっておきの超・入門書。スタートを切りたい全ての人へ。

翻訳教室 ─はじめの一歩
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0180
  • 整理番号:こ-39-2
  • 刊行日: 2021/02/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-43714-3
  • JANコード:9784480437143
鴻巣 友季子
鴻巣 友季子

コウノス ユキコ

東京生まれ。翻訳家。J.M.クッツェー『恥辱』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』等手掛けた翻訳書は60冊以上。エミリー・ブロンテ『嵐が丘』、ヴァージニア・ウルフ「灯台へ」、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』等、古典の新訳にも力を注いでいる。著書に『全身翻訳家』『翻訳教室 はじめの一歩』『孕むことば』『カーヴの隅の本棚』『熟成する物語たち』、共著に『翻訳問答』等がある。

この本の内容

文芸翻訳の第一線で活躍し続ける著者が、母校の小学校で開催したユニークな「翻訳教室」。英語にほとんどなじみのなかった子どもたちとともに、名作絵本『The Missing Piece』の翻訳に挑戦する―そのとっておきのレッスンを一冊に。「外国語を訳す」とは一体どういうことなのだろう?小手先の技術やテストのためだけの勉強ではなく、母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考えていく、珠玉の入門書。

この本の目次

序章 「翻訳教室 はじめの一歩」のための一歩
第1章 他者になりきる―想像力の壁をゆるがそう
第2章 言葉には解釈が入る―想像力の部屋を広げる準備体操
第3章 訳すことは読むこと―想像力の壁を広げよう
第4章 世界は言葉でできている
第5章 何を訳すか、それは翻訳者が引き受ける

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