全身翻訳家
世界文学ファン必読!
奇妙で楽しい翻訳者の世界
何をやっても翻訳的思考から逃れられない。妙に言葉が気になり妙な連想に填る。翻訳というメガネで世界を見た貴重な記録(エッセイ)。
【解説: 穂村弘 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 836円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:こ-39-1
- 刊行日:
2011/08/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:272
- ISBN:978-4-480-42849-3
- JANコード:9784480428493
- 在庫 ×
食事をしても子どもと会話しても本を読んでも映画を観ても旅に出かけても、すべて翻訳につながってしまう。翻訳家・鴻巣友季子が、その修業時代から今に至るまでを赤裸々かつ不思議に語ったエッセイ集。五感のすべてが、翻訳というフィルターを通して見える世界は、こんなにも深く奇妙でこんなにも楽しい。エッセイ集「やみくも」を大幅改編+増補した決定版。
1 言葉が気になる(顔見知りfriend&acquaintance
ムズムズする訳mechanism&apparatus ほか)
2 胃袋を満たしてから(臨月のシフォンケーキ
大蛸で世界をめぐる ほか)
3 足腰を鍛える(翻訳家への長い長い序走
フラヌーズになりそこねた夜 ほか)
4 道草を食う(イパネマの娘
猫を借りる ほか)
5 さあ仕事をしよう(翻訳者気質
翻訳の魔宮へ ほか)
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