家(チベ)の歴史を書く
「個人の人生を、どう歴史として残せるのだろう」家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家の記録。岸政彦、星野智幸推薦。解説=斎藤真理子
「自分の親戚がどうやら「面白い」らしいことは知っていた」社会学者である著者は、済州島から日本へ来た親族にインタビューする。「社会学は過去をどのように扱えるのか」「ひとの語りを聞くとはどういうことか」自問しながら、著者は伯父二人と伯母二人の生活史を聞きとっていく。亡くなった伯父との約束を果たすべく書いてみせた、ある家(チベ)の歴史。
第1章 生活史を書く
第2章 誰も知らない―李延奎伯父さん
第3章 めっちゃええ場所―朴貞姫伯母さん
第4章 親族の中心―朴誠奎伯父さん
第5章 わからへんこと―朴俊子伯母さん
第6章 美しい済州(アルムダウン・チェジュ)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可