熊の肉には飴があう

小泉 武夫

伝説の料理人藤丸誠一郎が繰り出す熊鍋、筍の鉄砲焼き、錆鮎の赤煮、冬泥鰌の筏焼きなどの山里料理。読めばお腹が空いてくる90皿のうま汁小説!

熊の肉には飴があう
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:こ-57-1
  • 刊行日: 2023/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-43897-3
  • JANコード:9784480438973
小泉 武夫
小泉 武夫

コイズミ タケオ

小泉 武夫(こいずみ・たけお):1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士。専門は食文化論、発酵学、醸造学。現在、鹿児島大学、福島大学、別府大学、石川県立大学、島根県立大学ほかの客員教授、発酵食品ソムリエ講座・発酵の学校校長、特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長などを務める。『世界一くさい食べもの』(ちくまQブックス)など、単著だけで140冊を超える著書がある。

この本の内容

飛騨の古川に、全国から舌の肥えた客が詰めかける一軒の名料理茶屋がある。その名は「右官屋権之丞」。飛騨の匠の末裔が、匠の心はそのままに、鑿を包丁に持ち替えて開いた店だ。扱う食材は、鳥獣、川魚、山菜など周囲にある自然の恵みや、塩鯨など歴史的に用いられてきた素朴な食材のみ。しかし、その素材を活かし切る技法が想像を絶する一皿を生む。ちくま文庫オリジナル。

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