阿部謹也著作集 2 刑史の社会史他 ─刑史の社会史 ほか
- シリーズ:シリーズ・全集
- 6,820円(税込)
- Cコード:1322
- 整理番号:
- 刊行日:
1999/12/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:544
- ISBN:4-480-75152-1
- JANコード:9784480751522
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神聖な儀式であった処刑は、12〜13世紀を境に卑賤な刑吏の職業へと転換してゆく。その背後では何が起っていたのか。賤民身分の成立と解体を、中世人の死生観と宇宙観から解明する。
刑吏の社会史(中世社会の光と影
刑罰なき時代
都市の成立
中・近世都市の処刑と刑吏)
中世賤民の宇宙(私たちにとってヨーロッパ中世とは何か
死者の社会史―中世ヨーロッパにおける死生観の転換
ヨーロッパ中世賤民成立論
中世ヨーロッパにおける怪異なるもの
ヨーロッパの音と日本の音)
ヨーロッパ中近世における身分差別―宗教と世俗の間
ヨーロッパの宇宙観と差別
理性と差別
贈り物と宴会
説話と歴史―ヨーロッパの場合
ヨーロッパ中世における死のあり方
ヨーロッパの死生観
中世の死、現代の死〔ほか〕
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