内藤湖南全集 全14冊セット

内藤 湖南 著 , 神田 喜一郎 編集 , 内藤 乾吉 編集

中国のあらゆる事物への造詣はもとより、日本の歴史・文化にもユニークな見解を示した内藤史学の集大成。完結後二十年ぶりの復刊。

内藤湖南全集 全14冊セット
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 124,300円(税込)
  • Cコード:1320
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1997/12/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:菊判
  • ISBN:4-480-75500-4
  • JANコード:9784480755001
内藤 湖南
内藤 湖南

ナイトウ コナン

慶応2(1866)―昭和9(1934)年。本名、内藤虎次郎。東洋史学者。秋田県生まれ。秋田師範学校高等師範科卒業後、小学校訓導となるが、二年後上京。「明教新誌」「三河新聞」「日本人」「亜細亜」などの記者を経て「大阪朝日新聞」主筆となる。この間中国問題の研究を重ねる。明治40年、京都帝国大学史学科創設の際に招かれ、東洋史学講座を担当、のち教授。博学で著書多く、主著に『近世文学史論』『東洋文化史研究』『日本文化史研究』『支那史学史』などがある。

読者の感想

2012.8.20 シサマタジフ

「所謂日本の天職」などは日清戦争のまっただ中で書かれたもので、難解ではあるが、湖南の中国への敬意、日本が刺激となって中国を盛り立てようという気概が感じられる。「坤輿文明」ということを湖南はいう。それは「文化」「人道」によって輝く精神文明のことのように思える。文化史家と呼ばれることを好んだという湖南は本来、感性豊かな人だったのだと思う。湖南の句「何ものの見立てにも似ず三日の月」はそのことをよく物語っている。

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