初めての梅 ─船宿たき川捕物暦

樋口 有介

二代目米造がゆく
webちくまの人気連載を単行本化

武士を捨て、二代目米造を襲名した真木倩一郎。有名料亭の娘の不審死を追う彼を襲う江戸の闇。強欲な与力、衆道狂いの札差し、謎の浪人……。好評の捕物暦、最新作。

初めての梅 ─船宿たき川捕物暦
  • シリーズ:単行本
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2009/01/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:312
  • ISBN:978-4-480-80418-1
  • JANコード:9784480804181
樋口 有介
樋口 有介

ヒグチ ユウスケ

1950年群馬県生まれ。國學院大学文学部哲学科中退。劇団員、業界紙記者等を経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞。以後、「青春ミステリー」および純文学的な青春小説、中年探偵を主人公とした作品等を発表し続ける。90年『風少女』で直木賞候補となる。主な著書は『ぼくと、ぼくらの夏』(文春文庫)、『ともだち』(中公文庫)、『刺青(タトゥー)白書』『風少女』『彼女はたぶん魔法を使う』『初恋よ、さよならのキスをしよう』(創元推理文庫)、『枯葉色グッドバイ』(文春文庫)、『月への梯子』(文藝春秋)、『ピース』(中央公論新社)他多数。

この本の内容

武士を捨て、鉄扇ひとつを身に帯びて二代目米造がゆく。有名料亭の娘の不審死を追う米造に襲いかかる江戸の闇。強欲な与力、衆道狂いの札差、謎の浪人、山伏くずれの博徒…好評の捕物暦、最新作。

読者の感想

2009.4.11 koma

一年ほど前から時代小説にハマり、読み漁っているうちに「たき川」に出会いました。1作目・2作目共にとても面白く読ませていただきました。当たり前のように3作目を待っていますので、ぜひあまり遠くない未来に世に出してもらいたいと思います。もちろん他の時代小説シリーズなども書いてくださるのを期待しています。

2009.3.15 maxtone

1作目の「船宿たき川捕物暦」が大変面白かったので、続編を待っていたら5年後、やっと出ましたネ!今回もワクワクしながら読ませていただきましたが、結末から言うと当然この後がありますよネ!今度は5年も待たせずにお願いします!(隔月刊「佐伯」ほどでなくともイイですが…)

2009.3.06 川畑 公彦

読んでいて凄く気持ちいいんです。思わず顔がにやけてしまう場面が何度あることか。出てくる目明したちの軽妙な会話が楽しく、本を読み終えるのがもったいないんです。早くこの後の話を読みたいのですが…樋口さんよろしくお願いします。

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