ニュー・ダッド ─あたらしい時代のあたらしいおっさん

木津 毅

時代は変わった。だからこそ〈男らしさ〉を乗り越える「ダッド」たちを愛したい! ゲイの立場から真面目に、ときめきながら考えるこれからの「父性」「男性性」。

ニュー・ダッド ─あたらしい時代のあたらしいおっさん
  • シリーズ:単行本
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2022/07/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-81568-2
  • JANコード:9784480815682

この本の内容

「おっさん=古いもの、いまの社会の悪しき土台を作ったもの」とみなされる今日この頃。それならいま「おっさん」はどこへ行くべきなのか?国内外のポップカルチャーをヒントに、「あたらしいおっさん=ニュー・ダッド」たちの姿を見つめるエッセイ。

この本の目次

1 キュートなダッドたち(いま、たるんだお腹が熱い(『ストレンジャー・シングス』)
呪いを断ち切る魔法は「楽しむこと」―
変わりゆく「古き良きもの」(『カーマイン・ストリート・ギター』) ほか)
2 あらゆる立場をこえて(ゲイがダッドになるのに必要なもの(『キッド―僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか』)
マイノリティの味方をする体育会系(ベン・コーエン)
女性たちから少年が学び育つ物語(『20センチュリー・ウーマン』) ほか)
3 成熟の先にある優しさ(「ダッド恋愛ゲーム」に男性同士のケアを学ぶ(『Dream Daddy』)
生きることを肯定するユーモアと想像力(ウェイン・コイン/エトガル/ケレット)
「男らしさ」も「男らしくなさ」も豊かに共存しうるもの(ボン・イヴェール))

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