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単行本

機械じかけの夢

——私的ＳＦ作家論

定価

2,424

円
（10％税込）
ISBN

978-4-480-82279-6

Cコード

0095

整理番号

1990/02/28

判型

四六判

ページ数

288

頁
解説

内容紹介

ＳＦから「近代の深部」を撃つ。「ドン・キホーテ」から「ニューロマンサー」まで幻想文学とＳＦの発生史を語ることにより「近代」を反転させる新たな批評軸を提示するスリリングな文芸評論。

目次

序説　ＳＦの起源あるいは幻想文学の遍歴史
第１章　支配的修辞としての科学―ポオ、ヴェルヌ、ウエルズ
第２章　錬金術とテクノロジー―Ａ・Ｅ・ヴァン・ヴォークト
第３章　進化の反人間主義―アーサー・Ｃクラーク
第４章　宇宙精神と収容所―小松左京
第５章　ＳＦ的進化の理論―コリン・ウィルソン
第６章　銀河帝国の社会学―アイザック・アシモフ
第７章　黄金期とニューウェーヴのあいだ―ハリイ・ハリスン
第８章　上にいる神か下にある神か―ロバート・シルヴァーバーグ
第９章　神話化された作品と作品化された神話―ロジャー・ゼラズニイ
第１０章　ＳＦと人間の終焉―アーシュラ・Ｋ・ル＝グィン
第１１章　未来都市の混濁とＳＦ的文体―ウイリアム・ギブスン

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