ミシェル・フーコー ─構造主義と解釈学を超えて

H・L・ドレイファス 著 , P・ラビノウ 著 , 山形 頼洋 翻訳

人間研究の方法を展開し現行の社会状況を診断するためのもっとも果敢な挑戦――その著作群が体現する試みの軌跡を読解する。フーコーの論文・インタヴューも収録。

ミシェル・フーコー ─構造主義と解釈学を超えて
  • シリーズ:単行本
  • 5,060円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1996/07/11
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-84242-X
  • JANコード:9784480842428

この本の内容

人間研究の方法を展開し現行の社会状況を診断するためのもっとも果敢な挑戦―その著作群が体現する試みの軌跡を読解する。フーコー自身の論文「主体と権力」+長篇インタヴュー収録。

この本の目次

第1章 自律的な言説という幻想(フーコーの初期の著作における実践と言説
人文科学の考古学
言説的実践の理論に向けて
考古学の方法論的破産)
第2章 近代的個人の系譜学―権力・真理・身体の解釈的分析論(解釈的分析論
抑圧の仮説から生‐権力へ
客体としての近代的個人の系譜学
主体としての近代的個人の系譜学
権力と真理)
付論(主体と権力
倫理の系譜学について―現在手がけている仕事の概要‐フーコーとの対話
フーコーによる倫理の解釈的分析論
成熟とは何か―『啓蒙とは何か』をめぐるハーバーマスとフーコー)

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