首狩の宗教民族学

山田 仁史

首取、頭蓋崇拝、頭皮?ぎ、人身供犠……

かつて多くの民族に首狩りの文化が存在した。フィールドワーク、豊富な文献資料を用いて、その実際と精神史的背景を考察する。人類は、なぜ首を狩りたがるのか!

首狩の宗教民族学
  • シリーズ:単行本
  • 3,300円(税込)
  • Cコード:0039
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2015/03/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-84305-0
  • JANコード:9784480843050
山田 仁史
山田 仁史

ヤマダ ヒトシ

山田 仁史(やまだ・ひとし):1972年、宮城県生まれ。東北大学文学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学。ミュンヘン大学大学院修了。東北大学大学院文学研究科准教授を務めた。2021年に逝去。著 書に『首狩の宗教民族学』(筑摩書房)、『いかもの喰い』(亜紀書房)、『新・神話学入門』(朝倉書店)などがある。

この本の内容

「首狩」とそれに関連する「首取」、「頭蓋崇拝」、「頭皮剥ぎ」、「人身供犠」のなぜ?首狩の精神的背景と意味を、フィールドワークと膨大な文献から解き明かす、世界初の研究書。

この本の目次

序章 首狩と日本人(首狩の復活?
日本の首狩? ほか)
第1章 生業と世界観―宗教民族学の見取図(宗教民族学とは
狩猟採集民の世界観 ほか)
第2章 首狩・頭骨・カニバリズム―世界を視野に入れて(関連する諸習俗
首狩の研究史 ほか)
第3章 東南アジアの首狩(“首狩文化複合”
近現代史における首狩 ほか)
第4章 台湾原住民の首狩(台湾の原住民
探検の時代 ほか)
終章 なぜ首を狩ったのか?―農耕・神話・シンボリズム(イェンゼンの学説
起源神話と世界像 ほか)

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