日本国民論 ─近代日本のアイデンティテイ

尹 健次

吉田松陰から丸山眞男までの代表的な思想家のアジア観を問い、近現代の「日本国民」のアイデンティティを論ずる。在日の視座から問う説得力ある日本人論である。

日本国民論 ─近代日本のアイデンティテイ
  • シリーズ:単行本
  • 3,080円(税込)
  • Cコード:1021
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1997/03/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:280
  • ISBN:4-480-86107-6
  • JANコード:9784480861078

この本の内容

吉田松陰から丸山真男までの代表的な思想家のアジア観を問い、近現代の「日本国民」のアイデンティティを論ずる。在日の視座から問う日本人論。

この本の目次

1 ナショナル・アイデンティティの探求―吉田松陰論
2 天皇制国家創出期の立憲国民論―小野梓にみる思想展開
3 「帝国臣民」から「日本国民」へ―国民概念の変遷
4 戦後思想の出発とアジア観―和辻哲郎・丸山真男・竹内好を中心に
5 戦後歴史学のアジア観―アジア認識の変化
6 国民国家の形成と少数派―「少数派」の意味
7 「日本国民」という落とし穴―戦後日本の思想と教育に関連して

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